成長を続ける VR/AR ショー、Augmented World Expo 2025 (AWE) では、複合現実や仮想現実のヘッドセットやメガネの未来を暗示するさまざまな製品や部品が紹介されます。
しかし、今すぐ試せる製品を開発してくれた会社が一つあります。bHapticsです。同社は、最高峰のVRヘッドセット向けに触覚VRゲーム用アクセサリを製造しており、バーチャルゲームへの没入感を高めるベストも提供しています。
2020年のCESでbHaptics Tactotベストをテストしました。それ以来、同社のベストはより洗練され、より進化しています。
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AWE 2025でテストしたTactSuit Pro(499ドル)は、32個の触覚ポイントを備え、Bluetooth接続とオーディオポートを備えています。より軽量なTactSuit Air(249ドル)もあり、触覚ポイントは半分ですが、重量はProモデルの4ポンド(約1.8kg)に対してわずか2.5ポンド(約1.1kg)です。
ベストはゲームプレイ中に振動し、特に、キャラクターが何かに衝突したときや、あるデモでは宇宙船が小惑星帯を突っ走ったときなど、緊迫した場面でその振動が顕著に表れます。
タクトグローブ
また、指と手首にセンサーを備えた TactGloves もテストしました。
私がプレイした技術デモでは、宇宙船のパイロットとして、小惑星帯に迷い込んでしまい、宇宙船が動かなくなってしまったという設定でした。あちこちを回って修理しなければなりませんでした。
これらの動作には、パイプから粘液を引っ張り出す、操縦桿から氷を叩き落とす、さまざまなレバーを動かす、猫を撫でるなどが含まれていました。
正直に言うと、技術デモの雰囲気はあまり気にしていませんでした。ただ、とても嬉しかったのは、まるで「エイリアン」のジョーンジーのような猫を撫でられたことです。
猫を撫でようとした時、少し圧迫感を感じました。猫が喉を鳴らし始めると、手袋の中でかすかな音がしました。それだけでこの手袋は気に入りました。エンジンをかけようとしている時に邪魔をして撫でてくれるなど、猫らしい行動も助かりました。10点満点です。
広報担当者によると、この手袋は主に企業向けで、手袋の技術を活用したコンテンツが不足しているとのことでした。しかし、もし興味があれば、249ドルで販売されているようです。
ハプティックスリーブ
また、同僚の Tom's Guide のコンピューター編集者 Jason England が Beat Saber タイプのゲームをプレイしながらテストした TactSleeves (199 ドル) を見る機会もありました。Jason England は、このゲームを「本物の運動」だと表現していました。
スリーブは前腕に装着され、3つの触覚アクチュエーターを備えています。グローブやベストと同様に、ゲーム内のアクションに応じて振動します。
手袋やベストとは異なり、没入感はそれほど増さないようですが、bHaptics はヘッドセットに取り付ける触覚バイザーや足用の触覚「Tactosy」も製造しているため、体全体を振動させたい場合は、これが 1 つの方法です。
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