今週金曜日（10月3日）、「ワイルド・スピード」シリーズを製作するユニバーサルと、同シリーズのスター、ヴィン・ディーゼルを含むクリエイティブチームが、「ワイルド・スピード Part2」の製作費をめぐって行き詰まったという噂が広まり始めた（ウォール・ストリート・ジャーナルより）。具体的には、ユニバーサルは製作費を2億ドル以下に抑えたいと考えていると報じられている一方、ディーゼルとクリエイティブパートナーが執筆した現在の脚本では、製作費は2億5000万ドルと見込まれている。
「友達同士なら5000万ドルなんて大した金額じゃない」と自問自答する人もいるかもしれない。5000万ドルの削減は予算の20%削減となるが、これは決して小さな額ではない。しかし、これは単に『ワイルド・スピード Part2』の予算だけの問題ではないようだ。2024年のフォーブス誌の報道によると、2023年の『ワイルド・スピード』はユニバーサル・ピクチャーズに4億3600万ドルの費用がかかり、これは大幅に予算超過だった。
ユニバーサルは「ワイルド・スピード」シリーズの散財ぶりにうんざりしたようで、予算要求が満たされるまで「ワイルド・スピード Part2」の製作を承認しないという報道が出ています。つまり、2027年4月という当初の公開予定日が変更される可能性があるということです。今からその可能性に備えてください。
マルコムは2023年からTom's Guideストリーミングチームに所属しています。彼は毎年、このサイトで数十の番組や映画をレビューし、最新のハリウッドニュースをカバーしています。
ヴィン・ディーゼル、『ワイルド・スピード』打ち切りの噂に謎めいた投稿で反応
一方、ヴィン・ディーゼルは、ユニバーサルからの噂の要求に動じていない、あるいは少なくとも怯んでいないようだ。日曜日、彼はついに沈黙を破り、謎めいたインスタグラムの投稿を投稿した。
ご覧の通り、ディーゼルは噂に直接言及していないが、スタジオが彼の予算を20%削減したいと考えているという報道と、「創造性はすべての鍵です。誠実さを保てば、残りは自然とついてきます」という彼の投稿との間に点と点を結びつけるのは無理があると言えるだろう。
翻訳: 最高の映画が見たいなら、私のお金を奪わないでください。
ユニバーサルは『ワイルド・スピード PART2』をキャンセルするのか？
そこで、100万ドルの価値がある質問、あるいはこの場合は5000万ドルの価値がある質問は、ヴィン・ディーゼルとクリエイティブチームが費用を節約する方法を見つけられなかった場合、ユニバーサル社は本当に『ワイルド・スピード Part2』を棚上げにするのか、ということだ。
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答えは複雑ですが、現時点でユニバーサルは「ワイルド・スピード Part2」の公開を中止することはできない可能性が高いでしょう。2027年4月の公開日はディーゼル社が発表したもので、ユニバーサル社は発表していません（厳密に言えば、公式の公開日はまだ決まっていません）。しかし、スタジオにとってカレンダーから完全に削除するのは見苦しいでしょう。マーベル社に「ブレイド」に関する報道がどうだったか聞いてみてください。
さらに、ディーゼルはすでに映画の撮影を開始したと報じられています。先週、彼はインスタグラムに「撮影の素晴らしい一日」について投稿しました。
だからといって、すべてが順調というわけではない。投稿全文は「誰が小切手を切ろうとも、この家族はあなたに責任を負います…」という一文で締めくくられている。これは、ディーゼルが必要に応じて映画を他の製作会社に持ち込むことを示唆しているようだ。前作の「ワイルド・スピード」が興行収入7億ドル以上を稼いだことを考えると、高額の弁護士や多額の資金が必要になる可能性が高い。
このドラマがどんな結末を迎えようとも、ユニバーサルとディーゼルの両社が依然として関与しているこの映画が日の目を見ないとしたら、私はショックを受けるだろう。
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マルコムは2022年からトムズ・ガイドに在籍し、2023年からは最新のストリーミング番組や映画を取り上げています。彼は「ジョン・ウィック」が史上最高の4本の映画の一つであるという意見を含め、率直な意見を言うことをためらいません。
